みなさんが内モンゴルのことをよく知らないように、第五中学の人たちも、日本のことはよく知りません。
先日第五中学校を訪問したときのことです。
「テレビドラマ(戦争ドラマ)で見る日本人とセルゲレンさんが言う日本人とは違うようだが、本当ですか?」、「日本の学生は、私たちに興味をもつと思いますか?」など、さまざまな質問がでました。
みんな、日本に関心をもっているのだなと感じました。
その中の一つに「手紙のやりとりはできますか?」という質問がありました。
そして、第五中学校のバガナー校長先生が、「日本の学生と交流したいと思う人は手をあげてみてください」と問いかけたら、なんと、ほとんどの学生が手をあげたのです。
そして、バガナー校長から、「セルゲレンさん、あなたが、日本の中学生との架け橋になってください」と言われました。もちろん、喜んで!
現地には、メールもFAXもありません。国際電話もむこうからかけることはできません。ですから、まず、手紙のやりとりから始めて、お互いに訪問したり、いっしょに木を植えられたらいいなと思っています。 |