(わが家流マスクの作り方)
耳輪分を約4センチ巾で切る。 |
耳輪部分を半分に折る。2つに切り、輪にする。
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マスク部分。ガーゼを折る。
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さらに折り、三重にする。 |
市販のマスクを中央において、
上下左右の巾をチェック。
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両端から順に折る。(市販マスクはとる) |
マスク部分できあがり。
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耳輪をとおす。
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できあがり!(口をあてる方からとった写真)
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近くの公園に、白いあじさいが、ふわふわさいて、とってもきれいです。新型インフルエンザでは、日本中、世界中、おおさわぎでしたね。マスクがなくなって、さらに、おおさわぎ。でも、東京では、インフルエンザにかかった人が出始めても、マスクをしている人をあまりみかけなかったような気がします。それにしても、今は、マスクにもいろいろあるのですね。形や色もさまざまだし、かわいいプリントがされているのもあったりして。
インフルエンザの患者(かんじゃ)が、神戸で出たとき、ちょうど大阪の編集者(へんしゅうしゃ)の方が、東京に絵本のうちあわせにきてくれました。そのとき、「西にはマスクがないから、東京で、買ってくるようにいわれているんですけど、こっちにも、ないですねー」って、言っていました。たしかに、うちの近くの薬局にも、「マスク売り切れ」のふだが出ていましたっけ。
そういえば、私が小さいころは、母がマスクをつくってくれたなあ、なんて思っていたら、なんと、母が、「マスクが売り切れだから、ガーゼを買ってきたわ。みんなのマスクを作ってあげる」というではありませんか。さっそく、作ってもらいました。
まず、ガーゼを切って折り重ね、その両端(りょうはし)に耳輪(ガーゼを細く切って輪にする)をとおして、顔のはばにあわせながら、ガーゼのはばを調整して、できあがり。
母は、ぱぱぱっとつくってしまいました。お見事。ただ、気をつけなければいけないのは、耳輪を小さくすると、マスクが顔の下半分をはしからはしまで、おおうことになります。ひげじいさんになりますので、気をつけましょう。耳輪は大きめに。
今は、お店にいけば、なんでも買うことができます。でも、母の時代は、まず手作り、だったのでしょう。マスクも、つけものも、味噌も、洋服も。そういう生活を続けていたら、ひょっとしたら、鳥インフルエンザも、豚インフルエンザも、発生しなかったかもしれない、なんて思ったりします。
今は6月。青梅が実り始めました。今年も、生活クラブの青梅がとどいたので、梅シロップの仕込みをしました。飲めるのは、1ヵ月後です。そして、先日、八ヶ岳に行ったとき、お店で買った「ルバーブ」というハーブで、ジャムをつくりました。きのうの夜、ザク切りにしたルバーブにお砂糖をいれて、なじませ、きょうの朝から、コトコト煮(に)ました。あしたの朝食は、パンとルバーブジャムにきまりです。手作りって、なんとなくゆたかな気持ちになるから、ふしぎ。梅雨は、家で手作りするには、もってこいの季節かもしれませんね。
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