もう4月もそろそろおわり。ひなたぼっこばなしが、だいぶおくれてしまいました。さぼっていたわけではないのです。庭仕事のことを、書こうと思っていたのですが、土日に雨がふることが多かったり、天気がよくてもお客さまがきたりしてのびのびになってしまったのです。そして、やっと、庭仕事ができる土曜日がやってきました!
さて、せまい土地のことを「ねこの額(ひたい=おでこ)」といいます。なぜねこなのでしょう。よく見かけるのらねこは、顔が大きくてけっこうおでこも広い。うちの庭はかなりせまいので、‘ねずみの額’とよぶことにしましょう。
さあ、庭仕事のはじまりです。庭には若々しい黄緑色の雑草がはえていてとてもきれい。でも、心をオニにしてぶちぶち抜きます。前の日に雨がふったのでよくぬけること。らくちん。草をぬくごとに土のにおいが、ほわっ。私は小さいころ一人あそびがすきでした。ここで、ひたすらどろだんごを作っていましたっけ。そのときと同じかおりがします。この庭にはブンキチ、フミ、シロちゃん、ルビノ、キイロちゃん、タツシロウ、ミドリちゃん、イチマン、ウキョウ、はとぽぽ。10羽の小鳥たちもねむっています。もう、土になったかしら。
草をぬいたあとは、土をたがやして、種まきです。種はいただきものです。まつばぼたん(花言葉/むじゃき)、ヒャクニチソウ(友情、平和)、コスモス(少女の愛)。なんか、愛と平和に満ちた庭になりそう。花のほかにも、生活クラブで注文したルッコラとバジルも植えました。そして青豆ごはんをつくったときに、グリーンピースを5個水につけておいたら芽が出てきたので、それも植えました。
この庭を通り道にしている大きな顔ののらねこが、苗をふんだり、種の上にねたりするんじゃないかという心配もありますが、ま、自然にまかせましょう。今の季節。春から初夏にかけては、野菜や花を植えたり、種まきをするのに最高です。みなさんも、風にふかれながら、土いじりをしてみませんか。
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