日本人はたいていふるさとの山を持っている。 山の大小遠近はあっても、 ふるさとの守護神のような山を持っている。 そしてその山を眺めながら育ち。 成人してふるさとを離れても、 その山の姿は心に残っている。 どんなに世相が変っても その山だけは昔のままで、 あたたかく帰郷の人を迎えてくれる。 私のふるさとの山は」白山であった。
白山は加賀富士と呼ばれるふるさと富士山です。 石川県にはもうひとつ加賀富士と呼ばれる大門山もあります。