若菜小学校の内藤校長先生は、「日本の学校の運動場は砂漠化しています。子ども達が木陰で遊ぶスペースが不足している。だから子ども達は外で遊ぶ事が出来ないのではないか?」
「これから夏休みにでも子ども達が学校の運動場に遊びに来られる木陰作りと、「かし」や「どんぐり」の苗木を運動場の周りに植えて、虫とともに遊べる小さな森作りをやっていこうと思っています。」
こう語る内藤校長先生の掛け声で「学校を森にしよう!HAND in HAND」が福岡県若菜小学校にて行われました。
10月30日 「カシの木」苗木提供者、北野さんのお家へと伺うと、自宅の庭の「カシの木」から苗木がたくさん育っていました。そのなかから10本を選び掘りだしてくださいました。
10月31日 穂波町立若菜小学校へ苗木植えの下準備へ伺いました。
植樹の場所設定、穴掘りと、校長先生、惣門先生とともに、穴掘りの準備をしました。本当はこどもたちといっしょにやりたかったのですが、子どもたちの授業時間に間に合わせるために事前に下準備をやりました。
びっくりしたことに30cmも掘ったら石炭がでてきました。
さすがに炭坑の町です。
11月1日 当日
10:45から2時間の苗木植えの時間を準備してくれていました。
まず、
視聴覚室にて子どもたちとビデオをみて、苗木の大切さを知ってもらい、「カシの木」の苗木を植えることにしました。
「6の1」、「6の2」の子どもたち62名で6ヶ所に苗木をうえました。
NPO PTPL熊本支局長の岩城さんに教えていただいて、どんぐりの実を拾って、苗木を育てています。
若菜小の子どもたちへもどんぐりの実を分けてあげました。
びっくりして、家に持って帰って苗木を育てると喜んでいました。
7〜8年後に若菜小学校へ来た時は、大きな「カシの木」やどんぐりの木が育っていると思います。毎年、少しずつ植え続けて、子どもたちと木陰のある校庭作りを進めていこうと考えています。
6の1の子どもたち、池田先生、6の2の子どもたち、矢野先生
「カシの木」苗木提供者、北野さん、ご協力いただいた皆さんありがとうございました。ワンハンドレッドからも「そら」ちゃん、時間を作って参加してくれてありがとう!
NPO PTPL福岡支局 古賀 和子
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