28日(水)、愛知県豊田市土橋小学校の5年生88人が、鳳来町の山林に植樹を行いました。
今回植樹に利用したのは、5年生が1年生のときに、校内や土橋神社で拾ったアベマキやコナラを4年間かけて苗木にしたものや、NPO森林真剣隊の方が用意してくださったものを使用しました。また、植樹の場所は地元の方からご提供いただきました。
この植樹活動は5年前から継続しており昨年度までは6年生の卒業記念行事として行ってきましたが、 今年は5年生が行うことにしました。
というのも、 以前からお世話になっております「つげ野の森市民ネットワーク」の山下さんからこんなお話を伺ったからです。
「木を植えるのは、森作りのほんの一部。 植樹を きっかけに、ぜひ、下草刈りなどの森作りの作業に参加してほしい。」
本当にその通りだと思ました。 5年生ならば植樹後に、学校や個人で 森作りに参加することでより深い森づくりに対する理解につなげることができます。
今回の活動をスタートに、関係各位と手を取り合って(ハンドインハンド、ですね) 森を作る活動が続いていくように支援したいと思います。
今回の活動はこどもたちの心に残る活動になりました。 また、総合学習で 「水辺の生き物」について学習しているため、鳳来町の巴川で生き物探しと いうか水遊びもさせていただきました。鳳来町自然博物館友の会会長の小椋先生に水辺の生き物について教えていただきながら、これもまた有意義な活動ができました。
土橋小学校では17年前から「緑の少年団」を結成するなど伝統ある自然教育を盛んに行っております。
「緑の少年団」には3年生から6年生全員が参加しています。「緑を増やし、緑に親しみ、緑と一緒に暮らしていく」という私たち土橋小学校緑の少年団の願いをこれからも守っていきたいと思います。
※写真のキャプションは、子どもたちの感想です。
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