社団法人浜松東法人会女性部会は8月3日(金)に、浜北森林公園バードピア(浜松市浜北区尾野)にて、恒例となりました、親子夏休み教室〜緑と友達になろう〜を行いました。
今回も浜松市立相生小学校の児童や保護者、女性部会役員を含めて、大人22名、児童29名が参加しました。
本来の計画では、昨年同様、北区水窪町のプレンティアの森で、木とのふれあい・自然の中でカレー作りを予定していましたが、台風5号の影響により、山の地盤も緩くなっている可能性があるため、急遽行き先変更となりました。
森林公園では、職員の方から、森や動物の役割についてお話を伺いました。この施設の屋根は、全面にヤシガラマットを敷き、その上に野芝を張ることで建物への熱負荷を抑え、省エネ効果があるそうです。これで通常の屋根の部分より10℃以上の温度差があるとのことでまさに自然のクーラー!見た目にも美しく、また、屋根に降った雨水を地下のタンクに溜めてトイレの流し水や屋根の散水等に利用しているとの事。ヤシガラの色素のせいで少し黄色っぽいですが、まったく支障ありません。また、森は、大量の雨が降っても、土や木の根が雨水を吸収してくれて、ダムの役割を果たしていること等、子供たちにも分かるようにクイズ形式で楽しくお話してくれました。
そのあと館内でゲーム。この公園内に住んでいる動物や昆虫のフィギュアが隠されていて、子供たちが助け合いながら楽しく探していました。
それから3時までは、途中でお弁当を食べたり、アスレチックで遊びながら、公園散策をしました。草むらでヘビを見つけたり、バッタを捕まえたり、池の生き物がバッタを食べる事や、山に生えている草に手を加えて、草飛ばし遊びやじゃんけん遊びができることを教えてもらい、とても楽しそうでした。
今回活動したところは、自然な森ではなく、整備された公園でしたが、生態系をなるべく壊さない形で、人間が中に入って観察できるようになっていたので、葉を食べる昆虫、その昆虫を食べるヘビや魚などを目の当たりにすることができ、森を作っていくには、植物と動物、もちろん私たち人間も含めて、“いのちの繋がり”が大事だということを実感できました。
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