■ ハンドインハンド コンサート
2007年10月13日(土)、品川小学校の隣、城南中学校の体育館で、ハンドインハンドコンサートが行われました。発表者は1年生から6年生までの約300名。そして参加者は先生方、品小校友地域・おやじの会、そして保護者の皆さんです。
コンサートは6年生の鼓笛隊による、HAND IN HANDのテーマソング「地球(ほし)にかえろう」の合奏から幕を開けました。そして、「木や花や草や虫は、地球からのプレゼントです。みんなで、手をつないで、環境によいことをしていきたいです」という挨拶の言葉が続きました。
4年生の緑化隊は、「汗をかいて、駅前の花壇の整備にはげんでいると、ごくろうさまって声かけてくれる人、雑草をとってくれる人、庭をながめている人・・町の人にささえられているなって思います」と日常の活動の話をまじえながら、歌とリコーダーで「とんび」と「エーデルワイス」を演奏しました。
また、『大きくなあれ!品小のたからもの』と題して、「2年前植えたクヌギの木も、ぐんぐん大きくなっています。品小のみんなの木になる日を夢見て・・」と、5・6年生合同で「くぬぎの木」を歌いました。歌声は、くぬぎの木にも届いたことでしょう。
コンサートの最後に今村校長先生から、「通常行っている音楽朝礼があるのですが、そこで見る子どもたちの表情がすばらしいので、ぜひ保護者の方々にも見ていただきたいと思い、このコンサートを企画しました。今日のタイトルは“ハンドインハンドコンサート 音学で手をつなごう。”
音楽ではなく、音学という言葉をわざと使いました。今日はみんなで歌ったり、楽器を演奏したり、ゲストの方の演奏をお父さん、お母さん、地域の方々と一緒に聞いたりして、人と人とのつながり、心と心のつながりを学びましたね。これを音学という言葉であらわしてみました。これからも“つながり”の大切さを忘れずに、音学していきましょう。」とお話があり、無事にコンサートは閉幕しました。
また、コンサート終了後、歌手のしらいみちよさんが10月30日(火)に、品川の六行会で行われるコンサートに参加する4年生と5年生10人に会いにやってきました。「みんなには“地球(ほし)にかえろう”の他にも、4曲の童謡を歌ってもらいます。童謡には昔の人たちの思いがこめられています。みんな気負わずにありのまま歌ってください。実は、こうやってコンサートに参加することは、なかなかできることではありません。品川小学校の先生たちのご理解とご協力あって初めてできる、とても貴重な経験です。だからみんな風邪を引かないように!どうぞ当日よろしくね!」としらいさんが挨拶をすると、子どもたちからは「よろしくお願いします!」と元気のよい挨拶と笑顔が返ってきました。みんなやる気は十分のようです。
■ さわやかグリーンロード
私たち、プランタツリースタッフは、品小に行く前に、駅前花壇を見て、さわやかグリーンロードを歩きました。花壇には、そこで育ったほうき草でこしらえたほうきが2本、かけてありました。花も元気に咲いていて、となりの国道を走るバスや車の中からながめている人たちもいました。さわやかグリーンロードは、今村校長先生曰く、「近くのお寺からもらった白い彼岸花を植えたんですけど、もう終わってしまいました。草が伸び放題になってますよ。」とのこと。さわやかグリーンロードを歩いたら、草の実が服にたくさんついて、子どものころを思い出しました。クヌギの木は、2年ぶりですが、あんなに細かったのに、たくましく育っていました。しあわせな木だなあと思いました。
音楽を通じて、自然を通じて、学校内だけではなく、外の人たちとも新しくつながっていく品川小学校。品川小学校の子どもたちの笑顔にいっぱい会うことができたひとときでした!
今後の活動にもご期待下さい。
■ 品川小学校では、三年前の「愛・地球博」の最終日、9月25日を「品小環境の日」として、毎年HAND IN HANDにちなんだイベントを催しています。
第1回は「さわやかグリーンロード」や「屋上庭園」の完成式、第2回は「青空美術館」を開き、子供たちの作品や活動の展示などを行ってきました。
◆ 第1回HAND IN HANDの活動レポート ◆
◆ 第2回HAND IN HANDの活動レポート ◆ |