国際ソロプチミストアメリカ日本東リジョン新潟−茜は昨年新潟県三条市内3つの小学校にそれぞれ2本の木(ハナミズキ)を寄贈し、三条市立南小学校では、ビオトープ作りのための資金も寄贈しました。
今年は三条市南小学校に作られたビオトープの修理を実施しました。
9月10日、南小学校体育館には5,6年生とPTA、おやじの会、それに私たち国際ソロプチミスト新潟−茜のメンバー計87名が集まりました。参加者の方々は、長靴、軍手、手ぬぐい、といういでたち。これからとりかかる作業にやる気十分といった感じでした。
ビオトープの水を抜き、水路や池に溜まった泥や落ち葉などをとりのぞくことがこの日の作業でした。いざ作業に入ってみるとかなりの重労働。頭数の多さが負担をやわらげてくれました。
作業の合間に顔を上げると目の前に昨年植樹したハナミズキの木が元気に育っていました。大きく育って、子どもたちに居心地の良い木陰をつくるにはまだまだ時間がかかりそうです。元気に育つようにと心の中でハナミズキの木に声をかけててから再び作業にもどりました。
おとなたちは主に池を担当し、子どもたちは水の流れる水路の掃除をしました。長い水路に溜まった泥をスコップですくいながら、泥んこまみれになった子どもたちもいました。泥んこまみれになりながらも、ニコニコ作業をしている子どもたちをみながら、ビオトープやハナミズキの木をみて、休み時間に少しでも自然に触れてくれることを願いました。こうして”自然”というテーマで地域の大人たちと子どもたちが触れ合えるのもHAND IN HANDの活動の意義だと実感しました。そして、昨年いけのまわりに貼り付ける小石に子どもたちと一緒に夢や希望を書いた小石を一つずつ見ながら、子どもたちの健全な成長を願いました。
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