用意された、道具を興味深げに覗き込む子どもたちと、親切に説明をする杉原先生。
たたみ一畳農園で野菜を育ててみよう!!

「たたみ一畳農園でどうしたら野菜が育てられるのでしょうか?」という農園主の方の質問をきっかけに4月15日(土)、目黒駅・駅ビルアトレ1屋上で青空教室が開催されました。今回の講師は、自然体験伝道師の杉原五雄先生です。(HAND in HANDの「おひさまのはらのなかまたち」のコーナーの杉原先生のエッセイも是非ご覧ください。

これから始まる「たたみ一畳農園」シーズンに先駆けて、野菜の育て方について杉原先生にお話いただきました。
参加者は子ども22人、大人12人。







「これはなんの苗かわかるかな?」
子どもたちに問いかける杉原先生と先生のお話に夢中になるこどもたち。


種から野菜を育てよう!!


「これは、何の苗かわかるかな?」、 「これはきゅうり、これはトマト。」 「野菜を植えるには時期がまだ早いから、今日はどうやって野菜を育てていくかだけを説明します。」
「そして最後に種をあげるから、種から育ててみてくださいね。野菜の苗はお店で売っているけれども、その多くが接木されているものなんですよ。カボチャの茎にキュウリの茎が接木されていたり、量産するにはそういう技術が使われているんです。だからみなさんが普段食べているキュウリも、カボチャの茎に接木されている”カボチャキュウリ”なんです。」

この説明には、周囲でこどもたちを見守っていた保護者の方々も驚きの表情を見せ、 「カボチャキュウリ!?」と胸の内でその言葉を繰り返しているようでした。そして、こどもたちよりも真剣な顔つきになり杉原先生の説明に夢中になてしまいました。

「だから是非種から育てて、収穫したものを食べてください。本当に美味しいですよ。」
「そうするとまた来年も野菜を育てたくなるから。」


そしていよいよ農園の周りに集まり、デモンストレーション付の説明がスタート。


@ A
  穴を掘って苗を植えてあげるんだよ。今日はまだ寒くて苗がかわいそうだから、まねだけね。   苗の成長に合わせて支柱を組んであげてくださいね。トマトはこのようなテントの骨組みのような形で支柱を組んであげてくださいね。
B    
  キュウリはこうして、まっすぐに立てた支柱にさらに横に支柱を渡して格子状に支柱を組んであげます。    

第2弾、青空教室開催決定!!

説明が一通り終わると、これまで溜め込んできた疑問が噴出しました。「トウモロコシは植えられますか?」、
「どんな野菜がいいんですか?」、「実際にいつごろ何をしたらいいのですか?」などなど。
ということで、野菜の成長に合わせて「青空教室第2弾、開催決定!!」(日程は未定)。

ご興味のある方は、事務局までご連絡ください!!
電話:03-3568-6585  Fax:03-3568-6586
e-mail: handinhand@plantatree.gr.jp「たたみ一畳農園係」まで