社団法人浜松東法人会女性部会は、8月1日(火)11時からプレンティアの森(浜松市水窪町)にて、木とのふれあいや工作、カレー作り、記念植樹を行いました。
このイベントには、浜松市立相生小学校の児童や保護者、一般参加者なども含めて、大人35名、児童50名が参加し、明るく和やかな雰囲気で始まりました。オリエンテーションを終えると、グループに分かれてのカレー作りにとりかかりました。いつもスーパーで見るようなパッケージされた鶏肉ではなく、丸鶏を使ったため、子ども達は少し恐れているようでしたが、生き物から命をいただいて私たちは生きているのだということを実感できたようでした。また、地元の方からいただいたいろいろな大きさの新鮮なトマトや、曲がったキュウリなど、今が旬の時季の野菜を食べる美味しさも感じることができました。森の中で一生懸命作り、みんなで食べたカレーと野菜はとっても美味しく、心に強く残ったことでしょう。
お腹がいっぱいになったところで、次は木とのふれあいや工作のスタートです。まず、伐採された40年生の杉の木の枝打ちを行いました。普段さわる機会があまりないような木との出会いにみんな興奮しているようでした。次に、竹を使ってのコップ作りやバードコール作りをしました。熱心に作っている子どもたちの姿がとても印象的でした。刃物を使う作業では、手や足を切ってしまう子も居ましたが、それも貴重な体験になったと思います。
最後に、どんぐりの苗木(コナラ)を30本みんなで記念植樹しました。子ども達が、自分で植樹し、その苗木の成長に関心を持つ事で、森に対して、今までとは違った見方ができるようになったことでしょう。子ども達は今回の体験を通して、人が杉などを植林したところを森と言うわけでなく、いろいろな種類の木や草があって、虫や動物が育って、それらが命の鎖となって森が作られていること、人間もその自然の中の一つの生き物であるから、みんなで助け合って生きていかなければならないことを学べたと思います。またこの木に会いにこの森を訪ねに来るのもいいですね。自然をたっぷりと感じることのできたとても有意義な時間でした。 |