2010年3月17日(水)15時ごろ。小平市の中央図書館前で、サポーターのリー智子さんと街路樹調査大作戦の隊長、池田春寿さんと待ち合わせをしました。さむーい風がふきつけるなか、こげらっ子がぞくぞく自転車で登場。
りー正敏くん、高橋健くん、小笠原優輝くん、藤原悠くん、北村達哉くん、茶圓陽介くん。全員小学5年生。4月からは6年生になります。
◆ぼくの木を紹介してもらいました。
まず、「こんにちは!」とあいさつしたあと、さっそく、ぼくの木を紹介してもらいました。
●りー君と小笠原君と北村君は、「ビワの木」。名前は、幹の表面がぼこぼこだから、ぼこちゃん!
ビワの幹が鉄柱にくいこむようにのびていて、「いまに木が柱をのみこむよ」と一言。すると、池田さんが「街路樹調査のときに発見した『小平垣』から推測したんでしょう」と話してくれました。小平垣はイチョウとケヤキの幹をくっつけながら生垣にしていくのだそうです。なるほど。ビワと鉄柱が自然になじんでくるのか。ビワにとっては迷惑なはなしかもしれませんね。幹の太さをはかったら、45.5センチ。
● 藤原君は、アメリカハナミズキ。手触りがきもちいいんだ。
藤原君は幹の表面を何度もさわりながら、「気持ちいいんだ」「さわっていると気持ちいいよ」「てざわりが感じいいんだ」とくりかえし話してくれました。なでられているハナミズキも、きっと喜んでるね。
● 茶圓君は、ツツジ。小さい木だと何年たってもそこにあると思うんだ。
まわりには、ツツジがいくつも植えてあります。小平市の花だそうです。たくさんの中から茶圓君がえらんだのは、一番小さなツツジ。もう1本、ぼくの木に選んだ木も、やっぱり小さな木なんですって。ツツジも、「ぼくをみつけてくれて、ありがとう」って、言ってるね。
● 高橋君は、カシの木。のぼれるから。木にのぼると、とおくまで見えて気持ちいいよ。
小平市役所の横にあるグラウンドのまわりにはずらっとカシの木が並んでいます。その中から選んだ1本は、枝が下にもはえているカシの木。高橋君が木を選ぶポイントは、「のぼれる木」かどうかということだそうです。
◆小平垣の説明をしてくれました。
街路樹調査をしていたら、イチョウとケヤキがつながって生垣になっているのを発見。それが小平市特有の『小平垣』だと、通りすがりのおじさんが教えてくれたそうです。みんなで、小平垣の話をしてくれました。看板も文字がかすれているのでなぞって濃くしたそうです。ただ調査するだけではなくて、町の人とお話したり、挨拶したりしながら活動しているところが、こげらっ子のいいところだなと感じました。
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